@2,3けた÷1けたのわり算の考え方
A2,3けた÷1けたの筆算のしかた
B2けたの数÷1けたの暗算のしかた
Cあまりのあるわり算のたしかめの計算
わり算の筆算の勉強の前段として、わり算の答えが何十、何百になる計算に気づかせます。
下は3年生で学習したことのおさらいです。
問題
チョコ3こで60円の時、チョコ1こはいくらですか?
60円は10円が6こと気づかせる。
下の絵から 式を考えさせる。
式 60÷3 となります
すると チョコ1つは10円2つだとわかる
答え チョコ1つは20円
問題
みかん3こで150円の時、みかん1こ分はいくらですか?
式 ねだん÷個数なので150÷3です
150円は
ですが
100円を10円10こと考えると
下の様に10円15こになります。
↓
150÷3の計算は次のように考えられます。
何十÷1けたの数の計算は、
10のいくつ分をわるか
で考えるといいですね。
問題
4こで800円のケーキがあります。
1こいくらですか
100円玉を使って、計算のしかたを考えさせます。
このことをふまえて 0がつかない2桁の数を
わり算するときの筆算を教えます
つぎに45÷3などのように1の位が0ではない2けたの数を1けたでわる方法を考えさせます。
(56÷7など答えが一ケタになる場合はすでに習っています)
教え方1の考え方をふまえて説明します。
計算の意味を理解させた後に、筆算のしかたを教えます。
問題@
72枚のおり紙を、3人で同じ数ずつ分けると1人分は何まいになりますか。
式は
「全部の折り紙÷人数=ひとり分」
なので
72÷3 だと気がつきます。
その計算のしかたを考えさせます
↓の動画で72÷3の考え方を理解しましょう。
式 72÷3=24
答え 一人分は24まい
考え方を理解させたら、筆算のしかたを教えます。
動画をみながら、72÷3の筆算方法を
確認しましょう
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
筆算のしかたを理解できたら、次の計算をしましょう。
64÷4=
93÷3=
84÷7=
筆算のしかたと答え
答え
64÷4=16
93÷3=31
84÷7=12
筆算のしかたが理解できたら、教科書の練習問題をくり返しやらせましょう。
2けた÷1けたで、あまりがでる時の筆算のしかたに気づかせます。
はじめに考え方を説明します。
問題
53まいのおり紙を、1人に4まいずつ配ると何人に分けられて、何まいあまりますか
文字の式
全部の枚数÷ひとり分=人数
式は 53÷4なので わりきれたときと同じように 筆算してみましょう
動画をみせながら、考えさせます
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
最後に残った数があまりです。
↓
式 53÷4=13あまり1
答え 13人に分けられて1まいあまる
わり算の答えを商といいます。
上の問題の商は 13です。
あまりが出るわり算の計算方法を理解できたら、
次の計算をしましょう。
また、たしかめも式であらわしましょう。
練習問題
@76÷5=
A80÷3=
答え
@76÷5=15あまり1
A80÷3=26あまり2
教え方2−A
けたごとにわり切れる時の筆算や一の位に0が立つ時の筆算のしかたを教えます
計算問題@ 88÷2
計算問題A 81÷4
計算問題B 60÷3
計算問題C 61÷3
あまりのあるわり算の筆算のしかたを理解したら、教科書の練習問題や学校のドリルなどでの練習を通して、少しずつ基礎力身につけていただければと思います。
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○2けたの数÷1けたの数の暗算
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