4年生で長方形・正方形の面積の求め方を学びました。その学習の上にさらに三角形やいろいろな四角形、複合図形の面積の求め方を学ぶ単元です。
① 三角形と平行四辺形と台形・ひし形の面積の求め方・考え方
② 三角形と平行四辺形と台形・ひし形の面積求め方の公式
③ いろいろな三角形・四角形の面積の計算方法
④ 面積と比例の関係
その前に4年の面積の求め方の勉強を思いたださせたいと思います。
下の複合図形の面積を求めるには、長方形や正方形の形におきかえて面積を求めたことをふりかえらせて下さい。
4年のアニメを見ておさらいしましょう↓
※動画作成協力「動くイラストフリー素材」
この考え方を使って、平行四辺形の面積を求め方を考えさせたいと思います。
下の動画を見てください。
平行四辺形の一部を切り取り、移動させて、長方形の形におきかえました。こうすることで、長方形の面積として求めることができます。
次の考え方でも平行四辺形の面積は、求められます。
平行四辺形の面積の求め方を理解したら、
平行四辺形の面積を求める公式を整理させてください。
公式の理解ができたら、公式を覚える練習をさせましょう。
平行四辺形の面積の公式 平行四辺形の面積=底辺×高さ (ていへん かける たかさ) |
※底辺が必ずしも下にない場合もあります。
高さと垂直になっている辺が底辺と覚えさせましょう。
三角形の面積の求め方を考えさせます。今までの面積の求め方で勉強してきたことを使って考えさせたいと思います。
上の動画では、三角形を半分の大きさの長方形におきかえて、三角形の面積を求めました。図形を書いて確かめさせると理解が深まります。
他の方法でも、三角形の面積を求められることに気づくお子さんもいると思います。お子さんに図形を書かせて説明させると理解が深まります。
下の動画を見せて下さい。
三角形の面積の求め方を理解したら、
三角形の面積を求める公式を整理させてください。
三角形の面積を求める公式 三角形の面積=底辺×高さ÷2 (ていへん かける たかさ わる2) |
※三角形の底辺は、必ずしも下にあるとは限りません。高さと垂直になっている辺が底辺だと覚えさせましょう。
公式の理解ができたら、公式を覚える練習もさせましょう。聞いてあげて下さい。
面積の表し方は、4年生の時に、マス目がいくつあるかを考えさせ、後に1㎠を教えました。三角形や平行四辺形の面積の単位もこのような考え方にたって、面積の単位(1㎠)を思い出させてください。下の4年の面積の勉強の動画でふりかえらせて下さい。
花だんの面積を紙に写し取り、はみ出た部分の広さを比べる方法のアニメ↓
↓それよりも、マスが何個あるかをしらべたほうが簡単だということに気づかせるといいですね。
Aはマス15個 Bはマス16個だからBの花だんのほうがマス1つ分広い
↓広さの単位1㎠を使ったほうが簡単だとわかったら次に進みます。